橋本守容プロのグリップを検証
アニーとも呼ばれている橋本守容プロはグリップについても 常に考えてきたようです。 2009年のブログの中ではグリップを変えてみたことや、 その過程を細かく話してくれていて、 隠し事のない正々堂々とした印象を持ってしまいます。
時には熊、などといわれ、怖い印象を持っていましたが実際には違い、 繊細なグリップをしています。
グリップで見る橋本守容プロ
グリップを変更したために、余計に気になってしまうものですが、 いかにダーツをしっかりと握り、確実に飛ばそうとしていたかが分かります。 アニーといえばダーツに回転がかかっていることも注目されていましたが、 ここではそのなぞも溶けます。 橋本守容プロのグリップは親指が少し飛び出すようにしているのです。
体の構造で手首のスナップを利かせると、 テイクバックのときは親指が上に出て、 リリースの時には親指は手前に下がってしまいます。 つまり、グリップを握るときに、親指を出しておくと、 回転がかかりやすくなるのです。 自然に回転がかかるようにグリップがこれだということですね。
4スタンスで見るグリップの形
4スタンス理論を踏まえてグリップを見ていくときには、 タイプの判断と、パワーラインを見ていくことが大切です。 橋本守容プロの4スタンス理論のタイプはAⅠだといわれているので、 そのつもりで見ていきます。
すると、新しいグリップのほうがAⅠタイプのパワーラインに近くなっていきます。 ダーツプロは理論などではなくても、試行錯誤をして、 結果として理想的なグリップを身に付けることが出来るということでしょう。 その向上心に感心でした。
グリップでどこまで変わるのか
グリップを変えていくことはダーツプロにとってはあまりいいことではありません。 しかし、常に研究をして、フォームなどの変更をしていくことも トッププレイヤーには求められます。 橋本守容プロはそこをわかってグリップを変えてきたようです。 しかも、段々と理想的なグリップに近くなっていきます。 バレルを使いこなすためにグリップの変化も必要ということでしょうか? グリップについてはこちらにも詳しく書かれています。