知野真澄プロのグリップはどうか
グリップを分析したときに、予想通り、というか、 予想以上に綺麗なグリップをしていたのが印象的です。 知野真澄プロはグリップもフォームも綺麗で、 ダーツがうまいといわれても、 その通りだなと思ってしまう印象を持っていました。
ひとつのやり方を極めた人は4スタンス理論に 興味を持たなくなっていますが、 見てみると、利に叶ったグリップになっていました。
綺麗な手とグリップ
知野真澄プロのグリップをよく見てみると、 かなり深めに握りこんでいます。 人差し指をダーツの上から抱え込むように押さえて、 親指でも深めに持っています。 実際にグリップをこのように握ってみると、確かに安定していて、 ダーツが抜けることがありません。 もしかするとその日の調子に左右されないフォームに している気もしてきます。
フォームから見た4スタンス理論の分析
4スタンス理論ではパワーラインも取り入れています。 AⅡタイプのパワーラインは、知野真澄プロのようなグリップだと うまく出て気易いと思います。 さらにダーツを投げるときのフォームが2度目に投げるようにしています。 この点からおそらくタイプに分けるとするならば AⅡタイプに分類できると思います。 正確にダーツを投げられるようになるということは、 知らないうちに理想的なタイプの投げ方になってくるようです。
回転を掛けないグリップ
知野真澄プロのグリップでダーツを投げると、 おそらく無回転で飛んでいくはずです。 その理由はダーツを親指でも人差し指でも深く握っているからです。 無回転で飛んでいくならば、いつもどおりのグリップで、 少しでも回転していたら、握りが甘いとの判断も出来るのです。
セッティングもここまでこだわっているのです。 じつは、知野真澄プロも小熊先生の弟子だと知っていましたか?