ダーツが狙いより下がる
ダーツの悩みのひとつとして、狙いよりも下に刺さってしまうことがあります。 原因として考えられるのはいくつかありますが、 総評するとメンタルが原因だともいえるのです。
1投目2投目がうまく刺さってくると、3投目で失敗してはいけないプレッシャーが かかってきてしまいます。 その重圧でフォームが崩れてしまうからです。
ひじが下がっている可能性
同じように投げるにはすでに刺さっているダーツが邪魔になることがあります。 「どうしよう・・・」 と考えてしまうと、そのときにひじが下がってきてしまうことです。 かといって、意識をしてひじを上げると、今度は高くなりすぎてしまいます。 いかにして同じフォームを作り続けられるかが一番のネックになります。
リリースのときの力が弱くなっている
ダーツを投げるときに、手首のスナップを効かせて投げることが主流になっています。 それは理想の投げ方ではありますが、微妙な力加減を調節する という技術が求められてきます。 これもやはりプレッシャーから力加減に変化が出てきてしまうのです。
細かい事までこだわって、独自の理論を築くこと
急にダーツが刺さらなくなってしまった人に共通していることは、 自分の投げ方について悩み始めてしまうことです。 そこからは本当に細かいことが気になりだしてきてしまいます。 同じように投げていても、「今まではこうだっただろうか・・・」など、 頭を掠めていってしまうのです。
- 指の掛け方はどこを基準にしていたのか?
- テイクバックの位置はこれくらいだったか?
- 脚はスローラインをどれくらい踏んでいただろうか?
このような疑問が出てきてしまうと、深みにはまっていってしまいます。 ひとつの結論として、こだわりきる、ということがあげられます。 多くのプレイヤーのスタイルを研究して、もう迷わないくらいまで、 細かいところを自分で決めてしまうことです。
同じフォームで投げられない
ダーツは特性上、チップが下に向いて刺さることがほとんどです。 上向きにさすことも可能ですが、別な技術があります。
フィルテイラーはT20に当てたいときは1投目を上向きに刺さるように投げています。 後の2本はそのダーツの上に乗せるように狙っていきます。 方法やテクニックは人それぞれで研究を重ねて克服するしかないのですが、 理論的に自分の戦略が見つかったときにはさらに成長できるでしょう。
このような症状は沢山あり、小さな気付きが解決してくれることがあります。 それはひとつではないんです。 だから、まとまった上達商材が必要になるんですね。 小熊式の凄いところはそのようなところに「すべて」焦点を当てています。