ダーツのグリップを4スタンス理論で考える
4スタンス理論に沿って、ダーツのグリップを考え直すときには、 パワーラインの考え方も一緒に考え直す必要が出てきます。 グリップについては同じタイプのグリップを真似ればいいと思っていますが、 4スタンス理論に沿って、
自分から「○○タイプです」 と名乗るダーツプロはなかなか居ません。 こちらで予想をつけるか、 数少ない実例から想像をしていくしかないのです。 そこで間違いが無いように、パワーラインも意識してみましょう。
AⅠタイプのグリップ
赤松大輔プロのグリップ 代表的なダーツプロは赤松大輔プロです。 AⅠタイプのパワーラインは人差し指から小指の付け根少し下に 線が引かれているために、グリップも知れに近くなっていきます。 4スタンス理論のパワーラインは指から離れやすいところにあるために、 イメージしていたダーツのラインに 軌道を乗せていくイメージで投げるそうです。
AⅡタイプのグリップ
江口祐司プロのグリップ AⅡタイプには有名なダーツプロがかなり多いようなイメージが付いてきます。 えぐちょ、HALのお二人が出てきてしまうと、 AⅡタイプが理想的なのかとも思います。 パワーラインは人差し指付け根から小指の付け根にあり、 ダーツが手から離れやすいグリップにすることが出来ます。
BⅠタイプのグリップ
鈴木猛大プロのグリップ BⅠタイプのグリップはパワーラインの位置が 手の内側にあるために、しっかりと握りこんでいます。 分かりにくい画像しかありませんでしたが、 手のひらを真正面に向けて、 パワーラインを活用しているように見えてきます。
BⅡタイプのグリップ
水口 敦貴プロのグリップ BⅡタイプはあまり見かけたことが無く、 水口 敦貴プロだけという印象です。 サラリーマンプロの中にはBⅡタイプが多いという印象があるために、 参考になるかと思います。 中指薬指でダーツを押して、パワーラインに近づけるようにしています。
投げてみると分かりますが、パワーラインを意識して、 投げたほうが、簡単に投げられるのです。 ダーツを4スタンス理論で分けたグリップの違いだとこのようなところでしょうか。