ダーツプロの練習法「知野真澄式」はレーティングを意識しない?【評価A】
伝説のプレイヤー小熊恒久が解説で出演しているのは、 知野真澄氏が小熊氏の弟子であったことから実現していたそうです。 指導暦40年を超える
小熊氏が出演を快諾するほどの正確な ダーツをするということは、その練習方法もちょっと下こだわりがあり、 練習の仕方で実力が変わる、といっていいほどです。 特にダーツの実力で意識してしまうレーティングから考え方が離れるだけで、 伸び悩みから開放されるヒントになっていきます。
8ヶ月でカウントアップ1000を超えた知野真澄氏
ダーツの才能、とは何なのか分かりませんが、トッププレイヤーを見ていると、 「才能だなぁ」 と思わず思ってしまいます。 矢野氏は身長が高いことで有利だといわれているにもかかわらず、 初めはダーツが刺さらなかったそうです。
それが半年でAフライト、8ヶ月でCU1000を超えるには この練習方法だったのかと納得する部分も多くなります。 中身はすでに知っていることや、分かっているけれども意識を していなかったことなどが含まれていて、王道の練習方法だともいえます。 ただし、多くの人が間違えている練習量でうまくなる、という考えから、 練習方法でうまくなる、とシフトできるかどうかが決め手となります。
どのような練習方法がいいのか
通常の考える練習方法というのは、 狙いを見つけてそこに当てていく練習 がほとんどだと思います。 その練習は効果が無いとはいえませんが、矢野真澄氏の練習は その先にある意識まで教えてくれます。 たとえば同じ場所を狙って投げていたとしても、そこにフォームを意識するのか スタンスを意識するのかなど、加えるだけで大きく変わってきます。
重要なことはただ、いわれたとおりの練習だけでは 伸びに限界が訪れるということです。 矢野氏の言葉を借りれば練習のやり方で上達のスピードが変わる、 ということですが、 やはり根本にはどのような意識をするのかがかかわってきます。
すべてにおいて練習方法を解説
多くの上達DVDでは勝つためのメンタルの作り方や、 自分なりのフォームの作り方などを教えてくれているものがほとんどです。 このダーツ上達練習法「矢野真澄式」は練習の仕方の特に焦点を当てて、 解説をしてくれています。
もちろん、勝ちたい!という気持ちはあると思いますが、 まずは練習方法を確立していくことで、上達を目指します。 伸び悩みのある人やスランプに陥ってしまった人には 一度立ち止まってみてみる価値は十分にありました。